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2013年03月06日
「老松 喜多川」大阪・西天満・日本料理
最近、予約がとりにくくなってきた西天満の「老松 喜多川」です。
男性4名の会食。
飯蛸に菜の花、うど。
そこに黄身酢がかかります。
季節の一品ですね。
飯蒸しです。
のれそれ(穴子の稚魚)に空豆、からすみ。
まだ外気は寒いので、温かい料理はうれしいです。
椀物は胡麻豆腐に蛤、ばちこです。
蛤の味わいがきいています。
造りはクエです。
「23キロのクエ」とのこと。
これがねっとりと脂ののりも見事で、
思わずみんな「これは旨い」と叫んでいました。
これは「老松 喜多川」名物の藁での香りつけ。
白い煙がでて、その燻香が食材についてゆきます。
ある瞬間、炎が上がり、
食材を炙ることになります。
この一連の動きは、食べる側にライブ感を生むのです。
鬼エビの昆布締めと炙られたひっさげです。
味がのった旨みを感じます。
雲子フォンデュ。
帆立、原木椎茸、車海老、
下仁田ねぎ、百合根。
雲子を出汁でのばし、そこに食材をつけて食べるのです。
これがなかなか楽しいメニューです。
焼き物は太刀魚です。
これも脂ののりが見事で、舌の上で暴れるようです。
白甘鯛にこぶ高菜、そこにあんがかかります。
ほっこりする一品。
ご飯は氷魚(鮎の稚魚)の炊き込みです。
適度なほろ苦さで早春の献立。
香の物とセット。
デザートはパンナコッタ、抹茶アイス、イチゴです。
ライブ感があり、楽しみにあふれたカウンターでした。
「老松 喜多川」
大阪市北区西天満4-1-11
06-6361-6411
投稿者 geode : 01:23