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2013年03月12日
「魚津屋」 京都・御前高辻・日本料理
先月末の「魚津屋」です。
蟹も終盤戦。
ここは先付けがとんとんと供されます。
スタートはフグです。
皮などを爽やかなぽん酢で食べるのです。
この酸味具合が素敵で、一気に食欲が増してきます。
続くのがフグのヒレ酒ならずヒレの出汁です。
これがなんとも旨いのです。
ほっこり身体も気分もほぐれてきます。
人参と人参葉の白和え。
かすかな甘みの使い方が見事です。
フキはさっぱり含め煮です。
てっさです。
この美しさにほれぼれ。
ここに添えられた塩ぽん酢が秀逸。
一緒に食べた仲間も唸っていました。
てっさを食べ終わったあとに飲んでしまいました。
桜えびと大根、木の芽です。
大根の甘みと桜えびがこんなに合うとは驚き。
名物となったアスパラのアスパラ。
ホワイトアスパラをグリーンアスパラのソースでという手法。
ご主人は香川のアスパラでないとこの味が出ない、とおっしゃいます。
アスパラガスを湯がいた出汁です。
さあ、蟹です。
さっとご主人が茹でたのをだしてもらいます。
甘みがすごい。
醤油をつけて焼くと香ばしさもましてきます。
フグの白子焼きです。
ここにトマトベースのソースがかかります。
これが白子のコクと素敵な相性です。
蟹みそに身が入ります。
これは旨いに決まっています。
少々みそを残しておいて、そこにご飯を入れると
蟹みそリゾットの完成。
ワサビをきかせるといいのです。
締めの椀は黄ニラに豆腐、黒胡椒です。
優しいのですが、深みのある味わい。
クリームチーズの味噌漬け。
酒飲みにはたまらない味です。
ご飯はちりめん山椒です。
相変わらずメリハリのきいた流れは流石です。
「魚津屋」
京都市中京区壬生東檜町8
075-312-2538
投稿者 geode : 01:59