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2013年04月09日
「センプリチェ」 京都・中書島・イタリア料理
京阪・中書島駅からすぐのところ、
3月1日デビューを飾ったイタリア料理店「センプリチェ」です。
築後年数不明の町家を改装した店内は、
歴史を感じさせながらモダンな雰囲気も漂っています。
ディナーコースをいただきました。
無農薬人参のフレッシュジュレと北海道白糠のモッツアレラチーズ。
軽やかですがインパクトありのスターターです。
近江黒鶏のペーストとグリーンペッパー塩漬けブルスケッタ、自家製グリッシーニ。
黒鶏のペーストがしっかり味わい。
グリッシーニも美味です。
カウンターに引き出しがついていてカトラリーはすべてそこに入っています。
次が
旬のその日の野菜サラダ
清見オレンジのソルベとムース添え。
下には加熱した玉ねぎや人参など、上には生の野菜がたっぷり。
どれも味わいはじつに濃いです。
そこに清見オレンジのソルベ、ムースがかかり、爽やかさもプラスされます。
良い感じ。
パンも自家製です。
本日の鮮魚のカルパッチョとあり、この日はカツオでした。
サクラ海老の塩漬け添え 大根のドレッシングです。
なんとも素敵なバランス感覚にはいささか驚きです。
自家製手打ちパスタが2種。
新じゃがいもとアンチョビを詰めたメッツアルーナ 菜の花と春キャベツのソース。
1種類は包み系のパスタを用意。
中身とソースの出会いが見事です。
続いてアサリと熟成南の島豚モモ肉 軽いトマトソースのタリオリーニ。
海と山の出会いもスマートです。
熟成豚肉の香りも良い調和です。
メインは魚か肉の選択で
短角牛モモ肉のロースト イカスミのソースをチョイスしました。
いい火入れで牛肉の味と香りを堪能です。
ソースの旨みもきいています。
パルミジャーノチーズのイタリア米リゾット。
チーズの旨みがすごいことになっています。
デザートは
キャラメルジェラートと濃厚ねっとりプリン。
ゲランドの塩ミルクジェラートとイチゴのマリネ、エスプレッソのクッキー添え。
どちらかをチョイスです。
非常に手間のかかったメニュー、その完成度はかなりのものです。
地元の無農薬野菜をしっかり使い、
その行動力と思いの強さに、反応してしまいました。
これで3,990円は、とてもお値打ちです。
「センプリチェ」
京都市伏見区表町582-1
075-605-4166
投稿者 geode : 02:31