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2013年05月09日
「ポワン」 大阪・福島・フランス料理
大阪・西天満で人気を博した「アキュイール」が、福島に移転、
店名も「ポワン」となり4月末にオープンしました。
夜のコースです。
前菜はまるでアフターヌーンティーのように上下に盛られて登場しました。
上段には
アンチョビのスコーンと生ウニのムース。
このムースが驚くほど軽く、これだけでも充分に旨いのですが、
スコーンにつけるとなおよしです。
下段は
ジャガイモのシューとキャビア
生ハムパン
フォアグラレーズンサンド
パルメザンチーズのチュイルとゴールドラッシュ
フォアグラレーズンサンドは記憶に残っています。
オマール海老のロワイヤル
ふんわりした泡の中には、
どっさり具材が入っています。
オマール海老の旨みとフランの柔らかな味わいがいい感じのマリアージュです。
パンにはスモークされたバターを付けます。
アスパラガスとコキヤージュ。
太いホワイトアスパラガスにアワビ、ミル貝、ホッキ貝などが入り、
その濃厚なエキスがまたアスパラと素敵な相性。
ホタルイカに赤ピーマン、海ぶどう、ズッキーニなどが入ったお皿が届きます。
そこに赤ピーマンのコンソメがかかるのです。
冷たいコンソメで、上品な旨みが行き渡ります。
黄ハタのポワレ タケノコと山葵のガレット。
黄ハタの火入れは、ふんわりとしていながらきちんと食感もあり虹色の輝きを放つ見事なものです。
添えられたガレットもコクあり。
フルーツハーブティー
水出しされた冷たいハーブティーはお口直しにぴったりです。
酸味と甘みのバランスがいいのです。
フランス・ビュルゴー家シャラン産鴨のロティ。
この火入れも素晴らしい。
しっとりとして旨みを十二分に引き出しています。
コンテ エクストラ。
24ヶ月熟成のコンテです。
これも一手間ありで、サクランボやナッツを組み合わせるだけでなく、
牛乳をあわせ非常に食べやすい状態に演出がされていました。
色々な柑橘とヨーグルトのパウダー。
清見オレンジや文旦などが入り、
口の中でパチパチと弾ける食感もいいです。
チョコレートのスフレ Point風。
出来立てのチョコレートのスフレが香りも高く、
そのふんわりした食感も値打ちです。
エスプレッソ。
ミニャルディーズ。
苺が可愛い、
チョコレートでコーティングされたギモーブ、
ココナッツ。
店内は完全なるオープンキッチンで、
開放感と緊張感がうまい具合に交じり合っています。
マダムの柔らかなサービスも素敵でした。
「ポワン」
大阪市福島区福島3-12-20
06-6455-5572
投稿者 geode : 01:41