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2013年05月31日
「龍吟」 東京・六本木・日本料理
半年ぶりの「龍吟」です。
最初は旬の食材炭火したアスパラガスとホタルイカです。
アスパラガスの細切りという食感がいいです。
すっぽんの茶碗蒸し仕立て 牛蒡のすり流しとともに。
牛蒡の香りと揚げネギの香ばしさが利いています。
椀物はおこぜの葛叩き椀です。
初夏の仕立てと書いてあります。
一番出汁の旨みがかなり利いています。
本日の海の幸の盛合せ 龍吟仕立て。
造りはそれぞれの魚にあった薬味が添えてあります。
イカ・白えび・ヒラメはこのわたあえです。
カツオは燻した香りが秀逸。
マコガレイは塩ポン酢。
赤貝はずいき、花山葵にすだち醤油。
アオリイカは醤油と海苔です。
筒に入ったものはアワビの肝豆腐に毛ガニです。
赤ムツの炭火焼 煎り米と黒酢をまとわせた香煎仕立てとアボカドのウニ焼き仕立て さくらんぼのがりを添えて。
赤ムツはカリッと香ばしく、身はしっとり。
そこにアボカドとウニがいいアクセントとなります。
さくらんぼのがりは見事です。
炊合せ替り
子持ちヤリイカと焼きみる貝 菜の花と蕗を添えて。
一皿の一体感がいいです。
藁でいぶした仔鳩炙り炭焼 パリっと香ばしい皮と柔らかでジューシーな鳩尽くしを龍吟スタイルで。
右側はハンバーグ
左側が胸肉
器に入っているのはささみのしゃぶしゃぶです。
この3種出すのが龍吟ですね。
煮蛤の白出汁茶漬け。
これは蛤の出汁の味わいがご飯とあって絶妙の味わいを演出します。
香の物。
一粒の苺が・・。
こんなスタイルで供されます。
スプーンで割ると中から粉末が・・。
そこに苺がかかると、温度差のある苺のデザートが出来上がります。
焼きたて吟醸酒のおやきと軽やかなソフトクリームです。
苺のソースです。
中からも苺です。
締めは抹茶を頂きます。
自由自在な発想の豊かさ、それを料理に仕立てる技術、
双方がうまく組み合わさって「龍吟」の料理は完成するのだと感じました。
「龍吟」
東京都港区六本木7-17-24サイド六本木ビル 1F
03-3423-8006
投稿者 geode : 01:07