« 「あやむ屋」 大阪・福島・焼き鳥 | メイン | 「寿し処 黒杉」 大阪・北新地・寿司 »
2013年07月31日
「やまぐち」 京都・祇園・イタリア料理
京都の食いしん坊仲間と祇園のイタリアン「やまぐち」に行きました。
じつは初めてです。
願いがかなったという感じ。
ワクワクして伺いました。
スタートは冷たい水茄子のスープにキャビア、じゅんさい、生ウニが入っています。
茄子の味わいにキャビアの塩分とコク、生ウニの甘味などが見事な出会いです。
上からどっさりかかるのはオーストラリアのトリュフ。
香り立ちます。
下にはフォアグラのテリーヌです。
そこに西京味噌と白和えが重なります。
不思議ですが違和感なしです。
バチコと宮津のトリガイをつなぐのが朝風キュウリの役割です。
すごくいい相性です。
早松は広島産です。
その松茸にチンタセネーゼは抜群です。
そのやわらかな塩分と旨味で松茸の本領発揮となりました。
傘の部分が食感がしっかりなので、噛む度に旨味が膨らんでゆくのです。
鬼海老の甘味は絶妙です。
フルーツトマトのカッペリーニ。
ここに海老の風味もプラス、素敵な感覚です。
黒アワビに肝ソース。
鷹峰唐辛子も使っています。
パスタはバベッティーニ、断面が楕円形になったスタイル。
これとソースの絡みも上々です。
近江牛のフィレを焼いてもらったのですが、芯は温かいのにレアです。
ホントに牛肉が持つ本来の味や香りは残っていました。
この近江牛は約１時間ほどかけ、
焼いては休ませたりとなんと手間のかかった仕事でありました。
新生姜の上に黒豆がのっています。
イタリア料理という範疇を軽々と飛び越した「やまぐち」の料理になっています。
次回の予約を入れ、この店を後にしたのでした。
「やまぐち」
京都市東山区祇園町南側570-185
075-708-7183
投稿者 geode : 01:20
