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2013年08月23日
「燕 en」 京都・八条口・和食
今年、京都駅裏・八条口に開店した「燕(エン)」です。
スタート時は鴨と穴子を中心とした店でしたが、日々変化しているようです。
若き料理人が、いろいろ工夫を凝らした献立を作っています。
加茂茄子の揚げびたしは白味噌ベースの味わい。
みょうが、生姜、ネギ、大葉などに茄子のジュレがかかります。
ルッコラと菊芋チップのサラダです。
菊芋チップのサクッとした食感と香りが抜群のインパクトです。
とうもろこしの天ぷら。
いったん湯がいてから揚げるようです。
だからふっくらとした甘みですね。
これはやみつきになりそう。
鱧フライと松茸フライの饗宴です。
これからの季節のごちそうメニュー。
山椒しょうゆ、ウスターソース、
これがどちらも自家製で、双方のフライに素晴らしく合います。
胡麻豆腐にサマートリュフ。
遊び心がいきています。
鮎の塩焼きです。
頭からガブリ。
香ばしさとほくほく感のどちらも楽しめます。
冷たいおでんです。
オクラ、トマト、こんにゃく、大根、厚揚げ。
これは料理長がニューヨークの精進料理店におられた頃に非常にうけた献立です。
よって出汁は昆布と椎茸のみ。
かつおは使いません。
優しい味わいのなかに素材の味がきちんと生きている逸品。
鴨の焼きそば。
これはボロネーゼです。
こういった献立をつくる料理長の才能に拍手です。
締めは鱧のつけ焼き丼です。
なんとも贅沢な気分を味わったんです。
酒粕と桃の最中。
これも見事でした。
豚の彫刻がなんとも可愛い。
一本の木からくり抜いているのですから、素晴らしい。
楽しみにみちた一軒です。
「燕 en」
京都市南区東九条西山王町15-2
075-691-8155
投稿者 geode : 01:30