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2013年09月06日
「トランテアン」 神戸・ポートアイランド・フランス料理
神戸スイーツ学会の例会です。
今回は「神戸ポートピアホテル」のフレンチレストラン「トランテアン」での開催です。
アミューズ・ブーシュはスイートコーンと水だけのスープ、
舌平目のグージョン仕立てにケークサレなど。
かろやかな始まりです。
バターはフランス産ボルディエ。
海草バターと燻製バターです。
車海老と猪名川町産原木椎茸のロワイヤル。
車海老の出汁がよく利き、原木椎茸の香りが鮮烈でした。
明石のスズキの蒸し煮。
そこに神戸産アスパラガスのリゾット仕立てと柑橘ソース ポテトのクロッカン。
最初はポワレにしようとされたそうですが、
天然のスズキの皮が厚く、急遽蒸し煮に変更されたようです。
皮を外し蒸し、そこにポテトのクロッカンでカリッとした食感をプラス。
いい感じの食感と柑橘のソースが見事な調和でした。
播州赤鶏とフォアグラのバロティーヌ ブラックチェリーのジュ。
赤鶏とフォアグラ、この組み合わせは濃厚ですが、
決して重たくないのがいまの料理です。
そこにフランスから輸入したブラックチェリーのジュが加わることで、
もっとさわやかな印象が生まれます。
ミニャルディーズが並びました。
名物のマドレーヌに酸味のきいたヨーグルトのシャーベットです。
感激はライチとグレープフルーツのヴァシュラン。
ヴァシュランは僕の大好きなお菓子です。
それを開けると、フランボワーズ、ライチのムースなどが入っており、
香りと甘さと温度がさまざまでいろいろな楽しみを感じます。
これはとても興味深い一皿でした。
エスプレッソで締めました。
その後シェフやパティシエなどと少し会話があり、素敵な例会となりました。
「トランテアン」
神戸市中央区港島中町6-10-1神戸ポートピアホテル 31F
078-303-5201(直通)
投稿者 geode : 01:06