« 「京、静華」 京都・岡崎・中華料理 | メイン | 「コホロ淀屋橋」 大阪・淀屋橋・コーヒー »
2013年10月08日
「京都吉兆 嵐山本店」 京都・嵐山・日本料理
東京などから20名を超える人達との会食。
料理の名前は先方から渡された表記とする。
向附 伊勢海老吹寄
やや酸味の効いた味わい。
それまでに杯で少量の酒をいただき、
気分はどんどん料理の世界に入ってゆく。
椀 あこう 松茸
立派な松茸の香りと、あこうの力強い味わいとの融合が
インパクトある椀を作る。
出汁を飲みきったときの旨みが頂点となるような味付け。
造里 鯛鹿の子 つぶ貝 とろ
鯛の濃厚な旨みが記憶に残る。
凄い松茸のオンパレード。
箸休 松茸座敷焼
座敷に炭床が置かれ、そこで松茸を焼いてゆく。
強烈な香りが充満。
それだけで歓声があがる。
和紙をかぶせ、上から水をふき湿らしながら焼く。
つまり蒸し焼き状態。
ここでは冬のカニも、この焼き方をしている。
これは旨いに決まっている。
八寸 蟹酢 香茸白和 海老酒盗 鈴子 銀杏 牛舌旨煮 鰤寿司
この季節感の演出は見事。
焼物 ぐじ塩焼 栗 松茸フライ
ぐじは濃厚な味わい。
松茸のフライが鮮烈な印象。
フライという食べ方はかなりの旨さを感じた。
焚合 飛龍頭 南京 小芋 なた豆
シンプルだが、味付けの妙が楽しめる。
御飯 松茸御飯 鶏塩焼
松茸の香りと味がしっかり感じられる。
果物 メロン 無花果 梨 ピオーネ
カスタードクリームが美味。
菓子 山栗
そして抹茶をいただき終了。
この日は秋の気配を感じながらの食事。
それぞれ会話が弾み、いい雰囲気のうちに時間が過ぎていった。
「京都吉兆 嵐山本店」
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町58
075-881-1101
投稿者 geode : 01:18