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2013年10月15日
「カランドリエ」 大阪・本町・フランス料理
年に数回「カランドリエ」に集まる仲間との食事である。
対馬でとれたヨコワのグリエ スティルトン風味。
グリエしたヨコワにビーツ、水菜。
そしてブルーチーズの香りがプラス。
沼津でとれた天然手長海老と秋野菜のサラダ。
サイズも大きな手長海老。
紅芋やさつまいもと合わせているのが門口シェフの発想。
手長海老と芋類の異なる甘さと野菜の香りなど、面白い一皿。
ドンブ産グルヌイユとキノコのフリカッセ。
マッシュルームやジロールなど、6種類のキノコの濃厚な味わいと
グルヌイユ(カエル)の相性が素晴らしい。
うっとり、思わず微笑む。
対馬でとれたノドグロのムニエル 田鶴さんのスグキ菜和え。
門口シェフの得意技。
四隅をしっかり押さえた献立。
魚の火入れ、ソースとの出会い、香りの牛蒡など安心の一皿である。
フランス・ランド産仔鳩のロティ
Chateau Angelus 2009 ソース。
盛りつけられる前の姿。
半羽をぺろり。
赤ワインのコクと香り、適度な苦味や渋みなどが見事にまるくなり、
仔鳩を優しく包み込んでいた。
シェフによって赤ワインを煮込み、ソースにする際の考え方が異なり、
それを味わう愉しみがある。
内蔵を詰め込んだ仔鳩の旨みも存在感たっぷり。
テーブルを囲んだ仲間も柔和な顔つきで「これは素晴らしい」と。
チーズは3種類。
北海道・仁木町の山田さんが作った、
あかねリンゴとヴァニラアイス、リンゴのソルベ。
ガトーショコラと柑橘系の酸味を効かせたデザート。
ミニャルディーズ。
いつも安定感のある料理とサービスに満足した一夜であった。
「カランドリエ」
大阪市中央区本町3-2-15 小原3ビル 1F
06-6252-5010
投稿者 geode : 01:40