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2013年10月22日
「ラ・シーム」 大阪・本町・フランス料理
男性が10人以上集まり、フランス料理の夕べである。
可愛いメニュー。
メニューには「本日の食材」と書かれています。
アミューズは6種類。
ブーダンドッグ
ベトラーブのマカロン
ピスタチオのシュー エピス風味のバナナ
ブドウとロックフォールのタルトレット
人参で作ったチップス
プロヴァンサル風バルバジュアン
シェフの個性満載のスタート。
青リンゴ。
このビジュアルに惹かれる。
青リンゴのムースにはフォアグラのムース。
カカオのチップ、フロマージュブラン、ライムと蜂蜜など
自由自在に食材を使いこなし、シェフの世界を作り上げる。
食べる側の想像力も広がる。
牛のコンソメ。
これは右が漉し立て、左が漉して1時間経過したもの。
味わいも色合いもはっきり違う。
漉し立てのものは、中に含まれる食材の味わいが明確になっている。
時間が経過したものは、ぐっとコクを増し、牛の存在が際立つ。
舌平目。
舌平目は皮目がしっかり焼けている。
あさりのジュを効かせたソースは、かなり旨みがある。
このパイ包みは、後に続く雷鳥の付け合せ。
雷鳥。
胸肉の中にセップ茸や心臓なども入れ、赤ワインソースで煮込む。
ソースには豚の血が少し入り、粘りとコクが生まれる。
熟成は浅めで優しい雷鳥。
付け合せのパイはあくまでサクッと。
ふだん草などが入る。
パプリカとフランボワーズ。
アヴァンデセールである。
さっぱりと美味。
ヘーゼルナッツとシャルトリューズ。
グレープフルーツのソルベも付いている。
あっという間に食べ終わってしまった、
というぐらいにテンポよく供され、見事でした。
ミニャルディーズも充実。
シェフの進化は確実である。
「ラ・シーム」
大阪市中央区瓦町3-2-15 本町河野ビル1F
06-6222-2010
投稿者 geode : 01:37