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2013年10月25日
「ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野」 神戸・北野・フランス料理
今年の9月14日に再びフランス料理店として再生を図った、
「ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野」。
この日は二度目の訪問。
テーマは神戸の秋を楽しむこと。
食前のお楽しみ。
右から人参の驚くほど軽いムース。
帆立と昆布の味が含まれてる。
次は魚のコロッケ。
ほくほく。
弓削牧場のフロマージュ・フレにビーツとラルド。
豚肉の田舎風パテ。
小さいが味の凝縮感あり。
バターは、無塩の発酵バターと
フランス・ボルディエの海草バター。
鳴門産赤足海老と淡路産さざえのサラダ。
ミントとカリフラワーのクスクスが加わるなど、手の込んだ仕事である。
旨い。
丹波篠山銀寄のヴルーテとファグラのポワレ。
銀寄とは栗のことで、このスープがじつに濃厚だが、軽い。
フォアグラの甘味もよいアクセントとなっている。
サワラのロティ。
根セルフィーユとシュークルートのピュレ。
メルフォーヴィネガーのソース。
ソースは蜂蜜の入ったやや甘めの味がぴったりである。
サワラは胡麻が巧みに使われている。
播州百日鶏 胸肉のロティとそのもも肉のコック・オー・ヴァン。
これには驚いた。
胸肉はしっっとりした食感と味の深みが美味。
ソースは皿の中の小さな円筒形に盛り付けられている。
赤ワインの詰まった感じと腿肉のとけ方が見事。
神戸ワイナリーのサングリアとホワイトチョコレートのエスプーマ、
クレームシトロン。
この層を崩しながらの変化は愉しい。
吉良有機農園の白イチジクのコンポートとクラフィティ。
フランボワーズのジュレとバニラアイスクリーム。
円筒形のクラフィティには、
食感と味わいの相違に興味が湧いてくる。
クレマの美しいエスプレッソ。
ミニャルディーズも可愛い。
蘇った「ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野」。
ここで過ごす時間の優雅さを感じました。
「ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野」
神戸市中央区北野町4-8-1 グラシアニ邸
078-200-6031
投稿者 geode : 01:50