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2014年02月21日
「祇園 一道」 京都・祇園・鉄板
久しぶりの訪問である。
鉄板でどこまで楽しませるかを考えている
オーナーシェフの関孝明さん。
スタートは若竹煮。
春の香りである。
次はふぐ。
ふぐは少し炙ってある。
小さな器にはポン酢ジュレと鉄皮。
このジュレにふぐをつけて食べるのだが、
ジュレとの相性がよく、ペロリ。
ふぐの白子と海老芋の椀。
白子のすりながしである。
白子の色っぽさが際立つ逸品。
うっとりしながら飲むという感覚。
伊勢海老のオムレツを巻いているところ。
伊勢海老は軽く火入れ、それを巻いてゆく。
皿の中にアスパラを敷き、
そこにオムレツを乗せ、チーズをたっぷり。
これは旨いに決まっている。
贅沢な一品。
チーズが他の具材に絡んでソースの役割も果たしている。
この日は白魚のやきそば。
特注の麺を焼いてゆく。
ややほろ苦さも残り、やはり春を告げる一皿である。
いまや名物ともいえるハンバーガー。
フィレ肉のハンバーグにたっぷりのわさび、
フォアグラの醤油漬け、バンズではさみむ。
可愛いフラッグをつけ完成。
フラッグの軸が見えるようにバンズをゆっくり下げてゆく。
フォアグラが潰れ、パンにしみ込んでゆく。
それをがぶりと噛む。
なんとも比類なきハンバーグなのだ。
自家製カラスミをかじる。
ステーキ。
薬味は生姜やニンニクの入った合わせ塩。
備長炭の塩。
醤油塩。
青菜のおひたしときんぴらごぼう。
焼き上がり。
さっぱりした味わいで焼き上がりを次々食べてゆく。
すき焼きもいただいた。
近江牛の外ひら。
出来上がりは温度卵が入り、
スジでとった出汁に葛でとろみをつけたもの。
この一体感が凄い。
ガーリックライス。
完成の図。
関さんの仕事の丁寧さには感動。
そしてクリエーションしようという
エネルギーが素晴らしいと思うのだ。
またホスピタリティ精神も見事なものだと感じる。
季節が変われば訪れたい一軒である。
「祇園 一道」
京都市東山区祇園町南側589ぎをん松本ビル1階
075-561-1949
投稿者 geode : 01:43