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2014年03月28日
「このは」 大阪・肥後橋・日本料理
大阪・肥後橋の「このは」。
先附は、飯ダコ、菜の花、酢味噌につくし。
まさに春を告げる一皿。
椀物は、筍と若芽。
これも春の訪れである。
筍は貝塚の木積産。
京都のとは異なり、あくがかなり少ない。
柔らかな甘みがいい。
造りは、ヒラメにヨコワ。
芽甘草が付く。
ヒラメは薄口醤油。
ヨコワは濃口醤油。
ヒラメのコクも見事である。
金目鯛の煮付け。
金目鯛の脂分とだしの融合が
食道と胃袋にインパクトを与えてくれる。
八寸は、鯛の子、うすい豆の卵焼き、
ホタルイカ、ぜんまいの胡麻和え。
卵焼きの色合いに目を奪われ、ホタルイカの旨みに驚く。
花わさび、わらび、ホタルイカを鯛の白子和え。
これはお酒を呼ぶ味わい。
天ぷらは、アスパラガスに卵。
卵は半熟状態。
これもソース替りになる。
そら豆とタラの芽も天ぷら。
春が弾ける一品。
なんと、吉田牧場のカチョカバロの天ぷら。
そこに醤油を塗り、海苔で包むのだ。
カチョカバロの旨みが増幅されている。
締めは天バラ丼。
小柱などが入り、その脂分と御飯を混ぜあわせる丼。
関西ではあまり出会うことがないのだが、美味である。
おかわりはお茶漬け。
和菓子とお薄。
しっかり春を満喫した。
「このは」
大阪府大阪市西区土佐堀1-1-14RIO土佐堀 1F
06-6445-0058
投稿者 geode : 01:38