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2014年04月16日
「イル・ギオットーネ 京都本店」 京都・東山・イタリア料理
笹島保弘さんがオーナーシェフを務める
「イル・ギオットーネ 京都本店」。
久しぶりに男性ばかり12名で訪れた。
グッリシーニはこんな容れ物に入っている。
器が変わるだけで、みんなパクパク。
メニュー名はシェフの表記通り。
焦げちゃった、ホワイトアスパラガス。
蟹の身が潜んでいる。
天草雲丹と飯蒸しのコルネ。
雲丹と飯蒸しのコンビネーションには驚きであった。
パンは木箱に入っていて、
底に熱くした石を置き保温状態になっている。
下飯蛸の「飯」を包んだモッツァレラ。
笹島さんならではの世界観である。
伝助穴子 赤貝 ばちこ 山菜サラダ。
シェフの思い切りの良さというか、
独自の道を歩んでおられるように思う。
アワビと春キャベツのスモーク。
この器を開けると。
中からアワビが登場。
キャベツの甘みとの相性が見事である。
鯛と白子 ワカメのスパゲッティ ボッタルガ。
木の芽の香りも効いて、笹島さんテイスト満載。
ガルガネッリ 仔羊のラグーと茴香。
茴香(フェンネル)と表示も笹島さんならでは。
フォアグラのカタラーナ。
こんな器あそびも愉しい。
中にはフォグラがしっかり、玉子との出会いもいい感じ。
土佐あか牛の煮こごりと緑豆。
これには意表をつかれた。
ここまででもボリュームたっぷり。
メインはビュルゴー家鴨の炭火焼き。
これもしっかりボリュームあり。
シェフの攻めの姿勢が現れているように感じる。
火入れもいいタイミング。
最後にお口直しのソルベ。
ドルチェ。
「誰かと競うなどという考えではなく、
自分の作りたい料理を作る。迷いもなしです」
とシェフは明言。
厨房での姿が、とても生き生きとされていた。
「イル・ギオットーネ 京都本店」
京都市東山区下河原通塔の前下ル八坂上町388‐1
075-532-2550
投稿者 geode : 05:38