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2014年04月21日
「湯宿 さか本」 能登半島・珠洲・宿
久しぶりに能登半島・珠洲「湯宿 さか本」に行った。
小さな宿だが、その清潔感と料理の質の高さに
多くの人達が訪れるのだ。
囲炉裏のある部屋で食事。
洗面場もこの美しさ。
玄関を入ったところの佇まいも見事!
お風呂。
湯船の蓋はしまっているが、湯船は塗り。
夕食の始まりである。
スモークしたさよりと白和え。
燻香の効いたさよりは色っぽい。
ごま豆腐。
このねっとりとした食感と、
艶のある舌触りに食欲が刺激を受ける。
蕎麦は、やや辛味のある大根と出汁と混ぜあわせて食べる。
その辛味が蕎麦の香りを引き出してくれる。
昆布じめしたヒラメの天ぷら。
旨みの凝縮感が半端ない。
ご主人の技である。
アジのたたき。
生姜、あさつき、味噌であえている。
この酒を呼ぶ味わいと食感にうっとり。
この季節ならではの筍。
香りも見事、木の芽もすごく生きている。
説明では「スペインのアヒージョをイメージしています」
とのこと。
タコをオリーブオイルとにんにくで煮込んだ料理。
それだけでも十分旨いのだが、餅をつけるところが流石。
煮込みの液体に餅を付けて食べる。
これがよく合うのだ。
締めは胡麻のおかゆ。
結構濃厚で、お腹が満足感を覚える。
よもぎ団子。
あんこの中にラム酒が入り、香りが独特なのだ。
なんとも気持ちのよい夕食であったことか。
身体がすっきりと反応していた。
明日は、朝食の様子をお届けしたいと思う。
「湯宿 さか本」
石川県珠洲市上戸町寺社
0768-82-0584
投稿者 geode : 01:57