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2014年05月01日

「まるはBEYOND」 札幌・中の島・ラーメン

旅先では不思議なことが起こる。

Facebookに札幌到着の様子を書いていると、
そこにラーメンデータバンクの大崎裕史さんが
「僕も、札幌です。
先程車の中から門上さんが歩いているのを見ました」
と書き込みがあった。
大崎さんはテレビの仕事で札幌に来られていたようなのだ。
びっくり!である。

そして夜に、
「明日のお昼、ラーメンを食べたいのですがどこか推薦ください」
とメッセージを送った。
そこで教えて頂いたのが「まるはBEYOND」というラーメン店。

メッセージには
「今の店主は20代前半なんですが、
当時店主だった父が癌で亡くなり引き継いだそうです。
レシピが残されていたわけでもなく、
見よう見まねでうまいラーメンを作り上げました。」
と書かれていた。
惹かれる。

というわけで、
迷うことなく「まるはBEYOND」に開店と同時に飛び込んだ。
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3人。
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中華そば醤油、中華そば塩、背脂みそとした。
僕は、背脂みそ。

店内に貼ってある小麦粉の袋をみると、
なんと京都の製麺所「麺屋 棣鄂」と書かれていたのだ。
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これも驚き。
関西のラーメン店が信頼を寄せる製麺所である。

背脂みそに味玉をトッピング。
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まず、麺の旨さがきた。
やや太めの麺で、きちんと香りがある。
味噌味のなかをくぐり抜けてくる、小麦の味は見事であった。

この味噌も、決して粘りがあるのではなく
むしろきれいにさらりとした味わいで、
スープとの相性も素晴らしかった。
めんまの濃厚な味わいも印象的。

醤油、塩も少し味見をさせてもらったが、そちらは細麺。
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どちらもスープとの相性は流石であった。

素晴らしい一軒を教えてもらった。
大崎さん、ありがとうございました。

そして札幌駅から新千歳空港まで列車に乗った。
が、なんと同じ列車の同じ号車で大崎さんと邂逅したのである。
こんな事が起こるとは。
偶然とはいえ、驚きの連続であった。

「まるはBEYOND」
札幌市豊平区中の島1条3-7-8
011-812-0688

投稿者 geode : 01:09