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2014年05月14日

「和ごころ泉」 京都・四条・日本料理

連休も終わり、初めての日曜日の夜。
「和ごころ泉」でゆっくりと会食。
季節は5月。
座敷には武者人形、端午の節句である。

始まりは小さな兜。
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そこに入った長芋羹、うに、車エビ、こごみ。
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季節をつげる一品である。

お椀は、
湯葉しんじょう、塚原の筍、桑名のはまぐり。
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最後の筍の味が豊潤。
はまぐりの濃厚さと見事に椀の中で融合。
最後の一滴まできれいに飲み干したのであった。

造り。
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  • 沖縄の鮪
  • 山口の赤貝
  • 河内鴨
  • 淡路のヤリイカ
  • 加太のかつおと鯛

河内鴨のフレッシュの中に秘められた味わいには感動である。
かつおも香り高い。

八寸。
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  • 豆腐のもろみ和え
  • フランス産ホワイトアスパラガスの胡麻和え
  • じゅんさい
  • 一寸豆
  • ホタルイカ
  • サヨリのお寿司
  • 鯛のちまき
  • 6時間かけてじっくり焼き上げた卵カステラ

ここにもご主人である泉さんの世界が
しっかり現れているように思う。

そして「早いんですが、登場しました」と
供された鮎の塩焼き。
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この流れの中を泳いでいるような姿の美しさ。

鮎が持っている脂でじっくり揚げるように焼いてゆく。
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この食感と味わいは比類なきもの。
うれしい。

「これも入りまして・・」と鳥羽・あたごの岩牡蠣。
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まさに海のミルクと呼びたいぐらい、
それも生クリームと言いたいほど濃厚な味わいには、
今年も感動である。

炊合せは若竹。
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塚原の筍に鳴門の天然ワカメ、津居山のアワビ。
それらを食べ終わったときに残った出汁が、
なんともコクがあり、山と海のエキスが混じり合って喉が鳴った。

締めの御飯は、うすいえんどう御飯。
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ホクホクとした中に、豆の香りが充溢。

2膳食べたのであった。
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一番のりの赤出汁。
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デザートは、マンゴープリン、
ぶんたんの一種でメイポメロー、
静岡の甘蜜イチゴ、メロンにブランデーのジュレ。
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季節を余すことなく食べた時間の経過は、優雅であった。

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「和ごころ泉」
京都市下京区四条新町下ル四条町366 四条敷島ビル 1F
075-351-3917

投稿者 geode : 01:55