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2014年08月26日
「祇園さゝ木」 京都・祇園・日本料理
今年の秋。
パリのマンダリンオリエンタルホテルのシェフ
チェリーマルクスさんと佐々木浩さんがコラボレーションを行う。
そのチェリー・マルクスさんが「祇園ささ木」で会食である。
カウンターに座り、6時半一斉スタート。
スタートは剣先イカをそうめんに仕立て。
冷たいだしで味わう。
チェリーさんは、器用に箸を使いながらすると食べる。
天ぷら。
スズキにキュウリ、青唐辛子、
枝豆、とうもろこしの天ぷらである。
スズキのふっくらした火入れが秀逸。
「バランス、見た目に美味しい!」とチェリーさん。
椀物。
すっぽんのだしですっぽんとショウガ。
画像なしです。
碗も蓋の中の文様が美しい。
造り。
あまてカレイの肝ポン酢。
イワシはまさに新鮮といえる一品で、
脂は乗っているが静謐な味わい。
ウニは握ってもらう。
甘みの凄さを感じる。
サンマもとろりと胃袋に収まってゆく。
中トロの熟成9日目。
香りも強くなりづけの楽しみあり。
口直しに水なすの浅漬。
画像がないのですが、
アワビの肝ソースで和えたリングイネ。
上にはアワビの柔らか煮がのります。
これは旨くないわけがない。
そして毛ガニ。
土佐酢をつけて食べる。
近江牛のももの芯の部分を窯で焼く。
一枚目は塩で食べる。
脂分がなく、噛むごとに味わいが深くなってゆく。
二枚目は特製ソース。
これが野菜を詰めたものや昆布出汁などが加わり
じつに肉との相性よし。
締めの御飯。
一杯目はいくらごはん。
二杯目がマグロの漬け丼である。
どちらもうま味のツボを付いた献立だ。
デザート。
下にレアチーズケーキ、うえにフルーツ、
そして塩レモンのジュレがかかる。
このコースを食べてチェリー・マルクスさんは
「カウンターで食べているお客さんの雰囲もよし、
スタッフの動きと雰囲気も素晴らしい。
佐々木さんの姿も見事だ。
こんなレストランはなかなかない」
と絶賛であった。
「祇園さゝ木」
京都市東山区八坂通大和大路東入小松町566-27
075-551-5000
投稿者 geode : 02:18