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2014年09月01日
「くいしんぼー山中」 京都・桂・ステーキ
「ハンバーグを食べたい」という知人と一緒に、
京都・桂の「くいしんぼー山中」へ。
ご主人の山中康司さんは、日本の牛を徹底的に研究する。
いつもその熱いメッセージには、
頭が下がると同時に、学ぶことが多い。
定番のジャガイモとバター。
バターの塩分とコクがジャガイモを変える。
コンソメをリクエスト。
冷たいが少しずつ体温で溶けてゆき香りも高まる。
なんといっても牛肉の差がでる。
上品ながら口の中での印象が強い。
鼻に抜ける香りが豊潤であり、
舌に残るわずかな粘りがクセになる。
これは逸品だ。
お目当てのハンバーグ。
あっさりしている。
しかしコクと旨みがたっぷり。
むしろ牛肉そのものを強く感じる。
ハンバーグにしてわかる牛肉の実力。
またドミグラスソースもしっかり主張する。
じつは、このソースを残して、そこにご飯を加える。
ご飯との出会いが鮮烈だ。
カレーをルーだけ追加オーダーしてしまう。
基本となる液体が旨い。
おまけに牛肉がたっぷり入る。
残したご飯にかける。
少量だから、ぺろりと食べてしまう。
牛肉を食べる。
その意味をいつも考えてしまう一軒だ。
「くいしんぼー山中」
京都市西京区御陵溝浦町26-26
075-392-3745
投稿者 geode : 01:55