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2014年09月02日
「ヴェルミヨン マホロバ」 大阪・心斎橋・フランス料理
今年の早春、この「ヴェルミヨン マホロバ」で食べた
和歌山のイノシシが印象的であった。
そのさっぱりしながら濃さも感じさせる味わいである。
この日はランチに訪れた。
前菜1。
玄米とミルクを混ぜたライスミルクのうえに
トマト、ルッコラ、新タマネギ、黒オリーブ、
大麦、ガラムマサラなどが加わる。
優しい味わいの中にスパイシーな刺激が入る。
前菜2。
フォアグラのコンフィ。
コンソメの中で火入れされたフォアグラは
ねっとりとした食感とうま味の相乗効果。
添えにはタマネギのコンポートとアボカドのピュレ。
これはクセになる一品である。
エイとキャベツの一皿。
エイとキャベツ。
これはパリの「ラムブロアジー」を想起させるメニューだ。
アサリとビネガーのソースも見事なマリアージュ。
ガスパッチョ。
バイ貝、車海老、ヒイカ、本マグロ、アワビなどに
トマトウォーターのジュレが入る。
魚介類と甲殻類のうま味がきれいな世界を作りあげる。
仔牛のロニヨン。
まず特有と思われる匂いがなく、
うま味だけが後口となった。
付け合せの野菜との相性もよく、
がっつり食べたという感覚を覚えた。
大阪のフランス料理界にあっても
独自の路線を進む一人である。
定期的に食べたくなる一軒だ。
「ヴェルミヨン マホロバ」
大阪市中央区心斎橋筋1丁目-3-10心斎橋井上ビル1F
06-6251-1909
投稿者 geode : 01:45