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2015年01月21日
「ラ・ベル・ヴィ」 大阪・新町・フランス料理
食いしん坊仲間が集まり、煮込みを食べる会である。
大阪・西区新町の「ラ・ベル・ヴィ」に以前からお願いしていた。
メインは赤ワインの煮込み料理である。
シェフは牛スネ肉の赤ワイン煮込みを作ってくれた。
なにせ集まった食いしん坊(6名)の平均年令が60歳に届きそうだ。
フランス料理の対する嗜好もどちらかと言えば、
ソースに対する思いが強い人達だ。
60歳代後半の元フランス料理のシェフなどはその典型である。
これまでもいろいろなレストランで赤ワイン煮込みを食べた。
それぞれの個性が楽しめるのがこの会の醍醐味である。
牛スネ肉の煮込み。
茶褐色のソース。
照りがある。
なまめかしいほどの色艶だ。
煮込みは、どこまでスネ肉に赤ワインの味わいを含めるかと
ソースの質によるところが重要だ。
この一品は、そのバランスをクリアし、
スネ肉はワインのタンニンやうま味がしっかり染みこんでいた。
そしてソースは軽く乳化も美しく、
きれいな仕上がりであった。
「これはやりますね」というのはみんなの印象。
シマアジのマリネ、蒸し野菜から始まる。
エゾジカとフォアグラのパイ包み焼き。
この傾向の料理もみんな好きなタイプだ。
「この焼き色がいいんだ」と。
フォアグラの脂分がエゾジカに深みを与える。
鯛のポワレ 上州ネギのリゾット。
ネギと鯛の相性の良さ。
そして牛スネ肉の赤ワイン煮込みであった。
チョコレートムースとキャラメルのアイスクリーム。
エスプレッソ。
テーブルでの会話もフランス料理のことから
音楽や映画など拡がりをみせ、
あっという間の3時間であった。
「ラ・ベル・ヴィ」
大阪市西区新町2-17-17-101
06-6534-6686
投稿者 geode : 01:07