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2015年02月16日
「祇園 ろはん」 京都・祇園・日本料理
幸運にも予約がとれた。
店に入ろうとすると、カリスマ農家の田鶴さんが
「いちごを届けに来た!ラッキーやな」と。
まさに、田鶴さんが作るいちごはすごい。
これはうれしい。
中に入ると知り合いが4名で盛り上がっていたりした。
相変わらずの人気店だ。
「予約が取れないと思われているのですが、
そんなこともないです。いつでも連絡ください」とのこと。
ここは定食屋。
タンシチュー定食を選んだが、
そこに何品かプラスするのが常である。
蟹味噌の上用蒸し。
百合根が入りほっくりした味わいに
水菜と柚子の香りがプラスだ。
造りは、よこわと平目の縁側。
この縁側の脂ののりが見事で、甘みを満喫。
川海老と生姜のかき揚げ。
これはなんかほっとする味わい。
サクッとかつ川海老のうま味が凝縮。
生のなまこに出汁のジュレ。
コリッとした歯ごたえの繰り返しと
ジュレの柔らかな酸味のハーモニー。
五島列島の豆牡蠣。
まさに海のミルクを想起させるコクが舌をぐっと押してゆく。
小粒だが、力強い牡蠣だ。
香の物もしっかり味で、白ご飯に合う。
タンシチュー。
ここでは初めての献立。
ドミグラスソースの柔らかさと
タンの弾力ある食感が白ご飯を呼ぶ。
炊きたての白ご飯は、文句なし。
すき焼きも、風味が素敵だ。
氷魚の玉締めで、ご飯を少し。
自分でも食い意地が張っていると思う。
そして田鶴さんのイチゴ。
甘みは深く、味蕾をたまらなく刺激し、
適度な酸味とのバランスは、
田鶴さんの言葉通りラッキーであった。
いい時間の流れで、食事を楽しむことができた。
「祇園 ろはん」
京都市東山区大和大路通四条上ル廿一軒町232 1F
075-533-7665
投稿者 geode : 01:16