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2015年02月23日
「レストラン VITRA」 京都・北山・レストラン
京都北山通りの教会に付属する「レストラン VITRA」。
付属というか、その教会の料理をすべて携わっているのだ。
確か14年程前のオープン時に伺ったことがある。
当時は、「よねむら」の米村さんが料理を監修していた。
久しぶりに男性三名で訪れた。
シェフは谷口晶紀さん。なかなか素敵な顔付き。
フランスキノコ 白バイ貝 おぼろ豆腐のスープ
クレソン オリーブオイル
渡されたメニューにそう書いてある。
なんと鍋仕立てだ。
それも中川一辺陶さんの作品。
小鉢に取るとこんな具合。
バイ貝の歯ごたえがうれしい。
キノコの味が効いている。
自家製キャビア
チョウザメ唐揚げとカリフラワームース
さよりのカルパッチョ 素麺パスタ カナッペ
このサイズには驚き。
素麺パスタにキャビアを入れる。
塩分とうま味がプラスされ、やばい味わい。
チョウザメ唐揚げとムースの相性に良さ。
春の前菜
桜鱒 赤貝 針烏賊 ロワール産ホワイトアスパラ
ほうれん草のピューレ
柚子の薫り。
大きな皿に散りばめられた食材が呼応しているように共鳴する。
シェフの組み合わせの妙だ。
氷見産のどぐろのポワレ 香味野菜とハーブのサラダ
シトロンを効かせて。
のどぐろの脂ののりはすごく、
でも上品ですっと消えてゆく。
野菜とのバランスの良さ。
黒毛和牛フィレ肉カツサンド。
おしのぎにカツサンドである。
フィレ肉の質の良さを堪能だ。
この色艶には、おかわりといいたくなるほど。
フランス産ピジョンラミエ
胸肉のローストと腿肉のソーセージ。
ローストには白味噌とバニラのピュレを塗る。
その甘みや香りがやや和のテイストを感じさせるが、
それが見事な融合。
ワインを入れるパニエは京都の竹細工。
持つとボトルの首の部分がしまるというすぐれモノ。
強力な火力で炊きあがったご飯。
米粒が立っている。
そこにとろろとキャビアをかけるキャビアとろろごはん。
なんとも贅沢な締であるか。
トリュフブリュレ。
小さく切ったトリュフが入ったブリュレ。
卵と相性は抜群なので・・。
カウンターに座った濃密な三名。
オーナーの高見重光さん
プロデューサーの立川直樹さん
料理から音楽、映画など話題は縦横無尽の駆け巡り、
楽しい食事の時間であった。
立川さんがプロデュースで4月発売の近藤等則さんの新作
【あなたは恋を知らない】を流してもらうが、
これがまた素敵。
はまってしまう。
「レストラン VITRA」
京都市左京区松ケ崎井出ケ海道町1-7北山ル・アンジェ教会内
075-706-7676
投稿者 geode : 01:17