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2015年04月06日

「手打ち きだ」 東京・銀座・蕎麦

夕刻、銀座で打ち合わせが終わった。

軽く晩ご飯を食べ帰路につく。

洋食の「煉瓦亭」の隣に蕎麦屋があると、聞いていた。

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「手打ち きだ」である。

入ると右手に臼がおかれていた。

奥にメニューが書かれていた。

天ぷらの種がならんでいる。

ぎんぽがある、めごちもある。

ふきのとう、たらの芽もある。

残念ながらふきのとうとたらの芽は売り切れ。

ぎんぽを頼む。

お品書きを開くと、かき揚げがある。

生桜海老のかき揚げもある。

どちらも注文だ。

天ぷらが届いた。
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ぎんぽは天ぷらでその本領発揮。
香ばしく、かつ身がしまる。味わい充溢。

桜海老のかき揚げ。
春の香り満載。

かき揚げは、小柱の凝縮した味に魅了される。

かき揚げは、その技術が問われる一品。
全体に温度を回し、火入れを施さないと味が表現できない。
それをらくらくクリアしたかき揚げであった。

蕎麦は生粉打ちとした。
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艶と喉越し、香りが素敵であった。

かなり濃い目のつゆにつけて手繰る楽しみを満喫した。

東京の蕎麦屋という印象が強い一軒である。

「手打ち きだ」
東京都中央区銀座3-5-16 島田ビル1F
03-3563-6003

投稿者 geode : 01:25