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2015年04月10日
「和ごころ泉」 京都・四条・日本料理
男性6名の「男子会」
建築家がいる、噺家がいる、料理人がいる、企業人がいる。
京都の「和ごころ泉」。
選択はかまぼこ屋のご主人。
カウンターを持たず、料理屋というスタンスを貫き通す一軒だ。
最初は湯葉かん、羅臼の雲丹、海老、茗荷にディル。
軽い土佐酢の酸味の具合がいい感じで胃袋を動かしてくれる。
椀物はよもぎしんじょ、蛤にばちこ。
季節の香りとだしの醍醐味を味わう。
造りは、まぐろ、ヒラメ、モンゴイカ、金目鯛。
ヒラメとイカの甘みが印象的であった。
醤油と塩が用意される。
そして八寸の登場だ。
ここが料理屋の仕事満開である。
この姿の美しさに「おっ!」と声が上がる。
赤貝、さより、6時間かけて作る玉子カステラ、豆腐ともろみ、
いかなごのくぎ煮、亀岡牛のローストビーフ。
鰆の塩焼き、おろし添え。
脂の乗りとおろしの辛み。
三重県あたごの岩牡蠣。
これがまさに海のミルクと称される濃厚さである。
これは食べごたえありの一品。
竹の子の炊合せ。
淡い味わいこそが真骨頂。
白魚とうすい豆の炊き込みごはん。
うすい豆の春らしい香りが見事だ。
ブランマンジェ、苺、メロン、甘平オレンジにブランデーのジュレ。
いつもながらの安定した味わい。
日本料理の基本を学びながら味わった。
「和ごころ泉」
京都市下京区四条新町下ル四条町366四条敷島ビル 1F
075-351-3917
投稿者 geode : 01:33