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2015年05月26日
「木乃婦」 京都・新町仏光寺下る・日本料理
今年で蒲鉾が文献に記載されて900年が経つ。
その記念イベントの打ち合わせを兼ねての会食。
当時の料理を参考にした料理を「木乃婦」さんに作ってもらう。
高橋拓児さんがどのような料理を作ってくださるのか楽しみ。
鯛の白子、このこ、アスパラガス、丸芋。
白子はヌルっとした食感で旨みは凝縮されている。
このこはもっと凝縮感が強い。
アスパラガスのシャキッとした歯ごたえがアクセント。
造りは、鯛とウニとイカ。
視覚に訴える美しさ。
ウニとイカの甘さには舌が反応する。
椀物はうすいえんどうのスリながしにアブラメとじゅんさい。
アブラメの脂分とえんどうの饗宴が塩梅よし。
相乗効果とはこういったことを指すのかと感動する。
天ぷらは海老のジャガイモ揚げ、コゴミ、タラノメ。
山菜のほろ苦さと海老の甘味の対比効果も見事。
名物、胡麻豆腐とフカヒレの鍋。
胡麻豆腐の存在感が、この鍋の価値を決める。
ご飯は新生姜の色ご飯。
爽やかな口あたり。
マンゴーのエスプーマにココナッツのアイスクリーム、
アロエという組み合わせ。
いつも安定した「木乃婦」の料理を食べ、
打ち合わせも順調に進んでいった。
「木乃婦」
京都市下京区新町通 仏光寺下ル岩戸山町416
075-352-0001
投稿者 geode : 01:40