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2015年06月18日
「ラシーム」 大阪・三休橋・フランス料理
女性一人、男性二人の会食。
機会を逸していた組み合わせ。
三休橋の「ラシーム」である。
円形のテーブルにセッティングされている風景がすでにアートのようだ。
店内のぬけ感が時代の風を感じる。
一品目はグラスに閉じ込められた料理。
グラスを取ると薫香が漂ってくる。
香りの変化に意識も変わってくる。
中身はモロヘイヤ、ウスイエンドウ、セージだ。
最初からテンションが上がる。
高田シェフの世界に突入である。
次のアミューズ
右から、グリッシーニ。
レーズンペーストにアーモンド。
マカロン。
インカのめざめのムース、リンゴ、ベルベーヌ。
ブーダンノワール。
竹炭の色合い、モチモチ感たっぷり。
ホタテのムース。
ここでもシェフの遊びこごろが満開。
次なる料理、人参のムースにはバニラ味噌が加わる。
アサリとドライトマトにディル。
微妙な甘味の楽しみ。
トキシラズとフロマージュブランのタルティーヌ
空豆、ミントをプラス。
胡瓜のパウダーをかけるとこんな具合に。
鮑にはその肝のピュレ。
だしの泡とオリーブと水なす。
どんどん世界感が先鋭化してゆく。
アーティチョークとルバーブ、トリュフソース。
そこにフォアグラのスライスが入り一体感が生まれる。
穴子とレンズ豆。
こごみとコシアブラも入る。
魚はクエ。
花ズッキーニにはバジルの泡。
ハッサクのピュレがインパクトを添える。
鴨の料理。
胸肉はスライス。
ビーツやタマネギの甘味も見事。
フランス産小鳩。
胸肉にはマッシュルームのデュクセル。
ファルスにはごぼうなど。
フランスの香りが満載であった。
バニラのムースに
チェリーのコンポート ピスタチオのパウダー。
ビワとアプリコットのデザート
バニラアイスクリーム。
シェフのやりたいことが詰まった料理であった。
「ラシーム」
大阪市中央区瓦町3-2-15 本町河野ビル1F
06-6222-2010
投稿者 geode : 01:36