« 「平安」 京都・祇園・中華料理 | メイン | 「そば処 とき」 大阪・北新地・蕎麦 »
2015年06月25日
「やすだ」 大阪・都島・しゃぶしゃぶ ステーキ
「あまから手帖」の連載ページで久しぶりに訪れ、
手切り牛肉のしゃぶしゃぶにあらためて感銘をうけた。
現在・発売中。
そのときに「すき焼き」は一日一組限定と聞かされた。
それがずっと気になっており、
友人たちと4名ですき焼きを食べにゆくことになった。
なぜ、一組限定なのかは、
ご主人がつきっきりで調理をしてくださるからだ。
「すき焼きなので、焼くのです」と。
手切りされたロース肉の美しいこと。
牛脂(ヘット)で鍋をなじませ、
塩・コショウした肉を焼く。
そのまま食べる。
香りがいい。
甘味が上品である。
野菜が大量に入る。
それを炒めながら牛肉を焼く。
割り下を少し加える。
卵をくぐらす。
ややまろみが生まれる。
野菜にかなり火が入る。
この繰り返しで、牛肉のうま味や脂分が野菜の味を深める。
野菜の水分の飛ばし方などがご主人の技である。
最後はうどんをいれ、
牛肉や野菜から出た旨みとからめる。
これは卵と絶妙な相性だ。
追加でお願いしたビフカツ。
カツレツファンとしては、これを食べないわけにはいかない。
満足だ。
では「ビーフシチュー」もと。
どれだけ煮込みが丁寧なのだろうと思うほどの柔らかさ。
そのソースを食べるための薄いトースト。
このトーストというのがうれしい。
ドミグラスソースを満喫だ。
締めはメロン。
比類なきすき焼き。
いちどは、このすき焼きの洗礼を受けるべきだと感じた。
「やすだ」
大阪市都島区毛馬町2-3-15
06-6929-1401
投稿者 geode : 01:38