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2015年07月02日
「京都 祇園 あのん 本店」 京都・祇園・和菓子
「あんこで作る物語」がコンセプトの菓子屋が祇園・切通しに誕生した。
店名は「京都 祇園 あのん 本店」。
あんこの可能性を追求する一軒だ。
和紙作家の堀木エリ子さんの作品が、店内の雰囲気を盛り上げる。
ドアを開けて店内にはいると吹き抜けになっており、
そこに堀木さんのペンダント照明が吊るされている。
店内は右手にあんこを作る機械が作動している。
左手にはあんこを使った商品がならぶ。
奥の右手がカウンター
左手がテーブル席。
2階はテーブル席となっている。
この日は2階のテーブル席で食べた。
「京おはぎ五色」から丹波大納言小豆を使った「くろあん」と
丹波黒豆きなこのコクが広がる「きなこ」を選んだ。
「くろあん」は小豆の味わいをストレートに感じる。
甘味はやや控えめで上品な口当たり。
「きなこ」はやや香ばしさを感じる。
そして「あんぽーね」である。
これは香ばしい最中皮と、十勝産小豆をじっくり炊きあげたつぶあん、
そこにマスカルポーネチーズを使う自家製クリームが入る。
最中の皮につぶあんとクリームを好みの量入れる。
口に運ぶと歯切れよく香ばしい皮につづき、
あんこの甘味とクリームの優しいさが届く。
クリームの酸味や脂分がつぶあんと見事な融合を生み出していた。
あんことチーズやクリームの相性は楽しい。
まだ開店したばかりだが、あんこの今後を考える商品が供される。
「あんぽーね」は手土産としてもありがたいラインナップだ。
「京都 祇園 あのん 本店」
京都市東山区清本町368-2
075-551-8205
投稿者 geode : 01:59