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2015年07月17日
「AZ ビーフン東」 大阪・西天満・中国料理
6月に移動となった番組スタッフの送別会。
中国料理と台湾料理にフランスのエスプリなどがミックスしたテイストが
この「AZ ビーフン東」の特色といえる。
まずは毛ガニとフルーツトマト。
トマトを器に、中に毛ガニを詰める。
甘味と酸味とコクの饗宴だ。
前菜盛合せ三種。
鶏肝のパテとハムと魚。
対馬産穴子のフリット。
そこには水なすのフリットも。
穴子は、よく脂がのり、それを衣で封じ込めた効果が現れる。
水なすがいいアクセント。
麻婆豆腐は二種の辛味。
これがどうしても白いご飯が欲しくなる。
発汗作用を促してくれる。
グリンピースの冷製スープ。
麻婆豆腐のあとに爽やかさと妙なる甘味が優しさを運んでくれる。
スズキの四川風煮込み。
夏場のスズキを甘辛い味付けで食べると、イメージが変わる。
和食の洗いやフレンチのポワレとは異なるアプローチが面白い。
それだけスズキに力があるということ。
オーナーシェフの東浩司さんが
せせらぎポークのローストを運んでくる。
それをカットし、回りに貝や野菜を配す。
このセンスは東さんならではの世界。
せせらぎポークの甘さはきれいで口の中ですっと消えてゆく。
焼きビーフン。
これぞ「AZ ビーフン東」の原点。
ニンニク醤油の効いた焼きビーフンを食べるといろいろな記憶が蘇ってくるのだ。
そして極めつけのバーツァン。
これと焼きビーフンのセットをかつてどれだけ食べたことか。
この二つを食べることで「AZ ビーフン東」が完結するといってもよいほどだ。
テーブル毎での盛り上がりも上々、
また各人の挨拶も印象的でいい送別会となった。
「AZ ビーフン東」
大阪市北区西天満4-4-8 B1F
06-6940-0671
投稿者 geode : 01:51