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2015年09月07日
「京風中華 八楽」 京都・下河原・中国料理
京都・東山にある「京風中華 八楽」。
カウンターだけ、祇園の名店「盛京亭」の出身だ。
刺激的な香辛料を使わずあっさりした味わいに仕上げる中華料理。
この種の料理を定期的に食べたくなる。
冷やし野菜。
タケノコ、椎茸、人参などが細かく切られ味付けされる。
サラダのようでおひたしのようでもある。
中華でもあり和の要素も感じる一品といえる。
若鶏の唐揚。
この衣のサクッと感はなんだろうと思うぐらい。
その反動ともいうべき肉汁の溢れ具合が見事だ。
ペロリと胃袋に一直線である。
春巻き。
ここのは中身がトロリである。
野菜の甘味とスープのうま味が渾然一体となって
春巻きの皮にまかれている。
熱いので十二分に気をつけなければ。
初めて食べる人は驚く食感である。
九条ねぎとかに身の巻揚。
ねぎが主役かと思うほどにねぎの風味と味が生きる。
冬場になるとその印象はもっと高まる。
水餃子は手前が海老で、奥がニラ。
形状は同じだが、ニラの鮮烈な香りが残る。
酢豚。
優しい酸味とおだやかな甘味の饗宴である。
タマネギの軽い火の通し具合も適切だ。
揚げそば。
あくまでカリッと揚がったそばに
野菜たっぷりのあんがかかる。
これも結構ボリュームありである。
いつ訪れても安心感がある料理店だ。
「京風中華 八楽」
京都市東山区上弁天町
075-541-5898
投稿者 geode : 01:09