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2015年10月01日
「天ぷら松」 京都・嵐山・日本料理
久しぶりの「天ぷら松」である。
カウンターに9名食いしん坊集合。
「香りを楽しんでもらいたいんです」と毛ガニと松茸。
松茸の香りだけでも鮮烈なのに、毛ガニが加わることで相乗効果だ。
活きた子持ち鮎。
甘鯛はウロコをカリッと焼き乗せる。
甘鯛にはトウモロコシを貼付ける。
ソースもトウモロコシのピュレ状である。
甘味と食感の競演。
鯛と秋刀魚の造り。
もみじ鯛の脂ののった旨さに舌が素直に反応。
鰆のたたきには柚子のきいたジュレ。
これがいい相性。
スッポンのお椀だ。
濃厚で余韻も長い。
鮎は炭火で焼き、分解再構築というスタイルだ。
季節最後の宮津のとりがい。
これは大きなサイズだ。
さっと炙ると一気に甘味が増す。
なんとも艶かしい。
とりがいのだしでとったおかゆ。
そこに北海道と鹿児島のウニを混ぜる。
それを炙ったとりがいにのせる。
見事なぐらいなおいしさである。
ハモはしゃぶしゃぶ。
たっぷりのもずくで食べる。
新たな発見だ。
すっぽんと冬瓜のだし。
いよいと天ぷら登場。
かますの天ぷら。
天然舞茸。
香りが強烈だ。
レンコン。
キス。
締めのよもぎうどん。
氷の器で。
ふわっとしたかき氷。
そこに黒蜜ときなこ。
記憶に残るカキ氷。
どれもが印象に残る。
「天ぷら松」
京都市右京区梅津大縄場町21-26
075-881-9190
投稿者 geode : 01:03