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2015年10月02日

「オテル・ド・ヨシノ」 和歌山・手平・フランス料理

「ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会」のイベントで
和歌山の「オテル・ド・ヨシノ」を訪れた。

「ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会」は、
素晴らしい料理とワインの真価を認める、世界中の料理人や美食家達からなる、
伝統と格式を持った国際美食団体であり、騎士団です。

その本部はフランス・パリにあります。

その活動は、年間を通して評価の高いシェフのレストランで行う、
ディネアミカル(フレンドリーディナー)と、
正装(ブラックタイ)で望む格式高いガラディナー(晩餐会)、
そして料理関連のイベントを行います。」ということ。

このフレンドリーディナー。

「オテル・ド・ヨシノ」のシェフは手島純也さん。

古典をきちんと再現できるシェフとして名高い存在。

クエのリエットのタルトレットとグジェール。
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一口サイズでフランス料理の世界に誘う。


紀州鴨のコンソメ。
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確かに鴨の香りがそこはかとなく漂ってくる。

臨席のソムリエの御大が「これは旨い」とぼそっとつぶやいた。

鰆のフュメ レモンのジュレ。
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かすかな燻香とレモンの酸味が鰆の味わいをフォローアップ。

甲殻類のジュレ カリフラワーのエスプーマ。
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甲殻類のジュレのコクをうまくカリフラワーの味わいが調和。

和歌山県産天然アカハタのヴァプール ブールブランソース。
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このソースが見事であった。

フランス料理のソースの意義を再確認。

メインの和歌山県産 本州鹿のパイ包み焼き。
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この焼き色の艶やかなこと。

鹿のなんともエロティックな色合いにフォアグラが加わる。
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ソースにはビーツのピュレもプラスされ、
濃厚な味わいにあって適度な酸味と甘味が素晴らしい仕事となった。

手島シェフの力量発揮だ。

ブルーバリーのジュレにミントのアイス。
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これでお口直しだ。

四角いプラリネ トンカフェのアイスクリーム。
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造形的な美しさも見事。

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心が揺れる、刺激を受けたディナーであった。

「オテル・ド・ヨシノ」
和歌山市手平2-1-2 ビッグ愛 12F
073-422-0001

投稿者 geode : 01:15