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2015年12月10日
「黄龍」 大阪・上本町6丁目・中国料理
食いしん坊が集まった。
「黄龍」での特別料理を食べる会。
まずは元料理人の乾杯で開催。
突き出しは、三点盛り。
さつまいもライチ紅茶煮、銀杏、巨峰甘酢漬け。
インパクトありだが、上品なスタート。
長州種合鴨の蒸鶏。
柔らかな火入れには舌がほころんでゆく。
塩漬け卵とチーズに腸詰め。
パルメザンチーズのコクが腸詰めに刺激を与える。
塩味のチャーシューにエシャロットと揚げにんにく。
揚げにんにくの香ばしさとサクッとした食感がうれしい。
スープだ。
ちぢみほうれん草のペーストと雲子。そこに上湯が注がれる。
金華ハムの旨みががっつり効いた味わいだが、品格あり。
心が解かれてゆく。
雲南ポルチーニの揚げ餅。
中には干しエビと豚肉、チャーシュー。
香りと食感の勝利である。
ナマコの腹筋。いわゆるクチコにカイラン菜。
カイラン菜は大好きな野菜。
この青々しさとクチコのコクにやられる。
蕪と生麩の干し貝柱煮込み。
見た目は穏やかだが、一口ずつ味わいが重なり、
いつのまにかうっとりである。
金目鯛の紅麹包み焼き。
開けると香りが立ち上ってくる。
大黒しめじも生きる。
上海蟹と伊府麺の和えそば。
一緒にテーブルを囲んだ仲間は「新しいカルボナーラですね」と。
まさに蟹ボナーラである。
タモギ茸とクコのスープ。
すっきりしながらも深みあり。
サプライズの麻婆豆腐。
焼きマンゴープリン。
この温度と食感には驚きと感動。
中華料理のめくるめく世界を堪能した食事会であった。
「黄龍」
大阪市天王寺区石ヶ辻町14-6 銭屋本舗ビル 102
06-6779-5557
投稿者 geode : 01:11