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2015年12月21日
「ドミニク・ブシェ トーキョー」 東京・銀座・フランス料理
土曜日の夜。
今年の夏、再びオープンしたばかりのフランス料理店
「ドミニク・ブシェ トーキョー」は満席であった。
フランス人のお客様も多く見受けられる。
この日は、ミーティングを兼ねての食事であったので、個室。
軽いアミューズ ブーシュから始まる。
前菜はキャビア・オシェトラと雲丹
オマール海老のジュレ ウイキョウのクリーム ハーブ添え。
オマールのジュレの味わいが舌を包み込むようなインパクトがあった。
二品目は石黒さんのホロホロ鳥とフォアグラのバロンティーヌ
黒トリュフと冬野菜 ローズマリー香るジュ。
バロンティーヌのサイズもかなりの迫力。
そしてなによりホロホロ鳥の滋味あふれる味わいが強烈だ。
フォアグラのアクセントも見事。
魚はメヌケのポワレ ムール貝添え ポワローと牛蒡 ソース・エルブルト。
皿は熱々、メヌケの皮目もパリっと焼けている。
その香ばしさと濃厚なソースなどが渾然一体となっていった。
肉料理はドミニク・ブシェさんのスペッシャリテ
牛テールの赤ワイン煮込み トリュフ風味のじゃがいものピュレ。
赤ワイン煮込みは骨を抜いたもので、そのトロッとした食感と赤ワインの風味。
流石フランス料理の一品と言わしめる料理であった。
じゃがいものピュレもフランスをすしっかり感じさせる味わい。
デザートは蒸した和栗とフランス産マロンのクレーム。
栗をテーマにし、その相違と密度を楽しんだ。
コーヒーやハーブティーの選択があったが、
パリの「クチューム」というカフェのコーヒー。
軽やかな酸味が特徴。
ミニャルディーズ。
まだ5ヶ月ばかりだが、優雅な時間の流れを感じさせるレストラン。
「ドミニク・ブシェ トーキョー」
東京都中央区銀座1-5-6 レンガ通り福神ビル 2F
03-6264-4477
投稿者 geode : 01:58