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2016年01月14日

「祇園 ろはん」 京都・祇園・日本料理

定食屋である。

間違いはないが、定食もあるというほうが分かりやすいかもしれない。

設えは、まさに割烹の雰囲気を漂わす。

牛、豚、鶏、魚と4種の献立がある。

それぞれ2から3種の調理法があり、選択する。

その他に単品というシステムだ。

この日は、牛を選び、メニューはすき焼である。

すき焼は、もはや郷愁の味わいとなっているようだ。

確かに昭和30年代から40年代はご馳走の代名詞であった。

いまもすき焼に対する憧憬は、ある一定の年齢以上には強固である。

突き出しにおぼろ豆腐がでる。
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京都の名店「近喜」で豆乳を仕入れ、自家製のおぼろ豆腐を。

そこにかにみそたっぷりのかにあんがかかる。

すでに旨みしっかり贅沢なスタート。

造りはよこわのたたき。
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揚げ物好きとして桜エビと生姜のかき揚げを頼む。
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生姜がいいアクセントというか印象的であった。

ふぐのから揚げも追加。
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これが見事な一皿。

香ばしさもあり、かつ味わい深い。

そしてすき焼である。
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割り下のほのかな甘味と牛肉の香りとコクが一体となる。

このバランスこそ、このすき焼の魅力だ。

すき焼は、ホントに様々な食べ方がある。

どれを選択するかは個人の趣向によるところが大きい。

自分で調理する楽しみもあるが、ときにはお任せするのもいいものだ。

「祇園 ろはん」
京都市東山区大和大路通四条上ル廿一軒町232
075-533-7665

投稿者 geode : 01:09