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2016年02月03日

「龍吟」 東京・六本木・日本料理

久々の「龍吟」である。
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内装から感じる雰囲気は変わった。

「日本料理は国技です」と語る山本さんの哲学が現れている。

登場はセコガニである。
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スダチを軽く絞るとグッと甘味が増してくる。

続いてフグの白子。
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塩の焼きフグである。喉への快感も素晴らしい。

「おわん替りのかにしゃぶ」という。
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鍋には蟹味噌と内子、外子がはいる。
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そこで蟹をくぐらせるのだが、蟹全体を使っているのだ。
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じんわり響いてくる。

造りは鉄皮、とうとうみ、みかわ。
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これは清酒を呼ぶ。

造りの第二弾は、もどりかつお。
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さっと炙ってあるが、皮目のカリッと具合と身質の繊細にして充実感。

このかつおは記憶に残る。

造りの第三弾は、自家製からすみ。
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あくまでしっとりしなやか。

下にはゆず大根、ミョウガ、かつお節。

このコンビネーションがうれしい。

焼き物はアカムツ。添えは青じその天ぷら。
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この合わせの妙にも心がゆれる。

ガリは青りんごである。
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湯豆腐と供された一皿。
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松の実、栗、黒トリュフがかかる。

新潟の天然鴨である。
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胸は燻し、モモとハツはたたき。

ツボの中は鴨の骨でとっただし。

締めは雲丹ご飯と卵豆腐の椀物。
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この美しさ。

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デザートはミカン。

そこの東方美人茶のアイスクリームがのっかる。
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酒粕のソフトクリームと日本酒のケーキ。
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抹茶でしめる。
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山本さんの進化を感じる料理であった。

「龍吟」
東京都港区六本木7-17-24 サイド六本木ビル1階
03-3423-8006

投稿者 geode : 01:13