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2016年03月08日
「京、静華」 京都・岡崎・中国料理
「京、静華」の宮本静夫さん。
御年65歳だが、まだまだ変化著しい料理人である。
訪れるたびに新鮮な驚きがあるのが素敵だ。
この日の献立は
大根餅ならぬ大根パイから始まる。
パイ生地のサクッとした歯ごたえに大根のねっとりが続く。
おなじみの中華風お刺身。
魚は平目。混ぜる度に味わいが違う。
帆立の卵白炒め うすいえんどうのスープ。
黒トリュフが飾りだけでなく、香りも味も生きている。
カキと青のり、湯葉が加わる。
透明感があり、どこか和を感じさせる一皿である。
脱皮したばかりの蟹。
ピリ辛で甘酸っぱい味がうれしい。
和牛のロース。
野菜がたっぷり。野菜の働きがすごい。
甘鯛と蕪の蒸し物。
こう書けば、和食の献立のように感じるが、そこは香りなどが
まさに中華料理の世界観を表している。
九条ねぎと鴨ロースの麺。
これまた和風だが、スープの存在が大きい。
舌にのせただけで崩れる杏仁豆腐。
おかわり必至だ。
フルーツティー。
小菓子。
「京、静華」ならではの料理。
毎月でも通いたくなるのである。
「京、静華」
京都市左京区岡崎円勝寺町36-3
075-752-8521
投稿者 geode : 01:10