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2016年04月28日
「清水一芳園 京都本店」 京都・東山七条・日本茶
「エスプーマを使った宇治金時と台湾マンゴー氷が出来まして、
もしお近くに来られる時ありましたら、ぜひ試食にいらしてください」
とのメッセージが届いた。
エスプーマを使った宇治金時。
これは惹かれるフレーズだ。
カウンターに座る。
「2種類の抹茶をかき氷用にブレンドし、
岡田製糖所の阿波和三盆で作ったシロップと合わせた
芳醇な味わいの抹茶蜜(お薄5杯分)をエスプーマにしました」
と書かれている。
なんとも興味深い。
カキ氷が姿を見せる。
そこに抹茶蜜のエスプーマがかかる。
ぬるっと泡がかき氷を包んでゆく。
刺激的艶かしい。
口に運ぶ。
なんなのだ、この口当たり。
ふんわりというか軽いねっとり感。
抹茶の香りが拡がってゆく。
これはいつもの宇治金時とはまるで別物だ。
宇治金時と思うと想像を大きく裏切られる。
新しい氷の産物である。
「甘味を控えていますので、濃い目のミルクをお付けいたします」
とのこと。
途中でこれをかける。
また異なる味わいの誕生だ。
二度、味の変化が楽しめる。
これまでの宇治金時は、蜜をかけるとどうしても氷が崩れてしまう。
それを見事に解消し、新たな世界を生み出したことに拍手である。
これからの夏場が愉しみである。
「清水一芳園 京都本店」
京都市東山区本瓦町665
075-202-7964
投稿者 geode : 01:12