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2016年06月08日
「花梨」 京都・二条・中華料理
中華料理が少しずつ面白くなっている。
若い世代の独立が目立つ状況である。
ホテルの中華料理は総合力で勝負しようとする。
「ANAクラウンプラザ京都」の「花梨」もその1軒である。
ふかひれのコースを頼んだ。
最初は、9皿の前菜盛り合わせ。
バラエティに富んだ小皿が揃う。
本来は丸テーブルで、少しずつ取り分けるスタイルが、
時代の要請に合わせて変化したのであろう。
ふかひれ背びれの姿煮。
ここは白湯煮込みである。
たしかにとろりとしているが、キレがいいスープが特徴である。
さっぱりした味わいだが、味の輪郭はしっかり。
醤油煮込みとは一線を画く味わいだ。
つぎは、次の北京ダックと鶏肉のフライオレンジソース。
北京ダックはすでに巻かれた状態で供され、あっという間の食べたてしまった。
鶏肉のフライ オレンジソース。
鶏肉とオレンジの組み合わせにやや驚く。
京都牛モモ肉とおこげとオイスターソース炒め。
画像なしですが、おこげの仕事がよかった。
殻付き海老の煎り焼きが届きました。
調理も調味も異なり、素材が同じという一皿。
食べ比べる愉しみあり。
蟹肉入りつゆそば登場。
蟹肉が贅沢にはいり、ほうれんそう麺の味わいとのマッチングよし。
マンゴープリン、中華あん入りパンプキン団子。
いかにも中華らしいデザートが登場。
食事をしている間、スタッフが厨房と客席の間で、
全テーブルの様子、
つまり食べるスピードなどをきちんとチェックしているのは見事であった。
「花梨」
京都市中京区堀川通二条城前 ANAクラウンホテル京都B1F
075-231-1155
投稿者 geode : 01:32