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2016年06月10日
「清粥小菜 明」 大阪・江坂・中国料理
男性12名揃っての会食。
突き出しはザーサイである。
前菜が衝撃であった。
求肥に包まれたピータンのムース。
上には十三香粉がかかる。
やや甘めだがインパクト大。
続く前菜はナスの冷製2種。
冷製ナスに上湯のポタージュに肉味噌、ラー油。
ゴマの香りもたっぷり。
冷製ナスに山椒オイルと金華ハムのパウダー。
これがきいている。
6種の紹興酒漬け。
十勝牛のひうち
フォアグラ
雲丹
イクラ
しじみ
とびあら
それぞれの特徴を生かしながらも紹興酒でまとめる力。
鮎は唐揚げで柚子とネギソース。
これも香りのバリエーションの愉しみ。
フカヒレの四川風煮込み。
腐乳にピータン、下には大根である。
発酵とフカヒレの饗宴だ。
中にはトマトが一個。
金華ハムの出汁のジュレにウニやじゅんさいなど。
トマトの味わいが旨みに変わる。
焼きチャーシュー。
水飴がかかり、金木犀のジャムも。
パフォーマンスも含め興味深い一品。
杏仁の酒の香りがついた豆がいい。
麻婆豆腐。
シェフいわく、飲み物です、と。
香りと喉ごしの勝利。
香港やきそば。
カリッとした食感が素晴らしい。
お粥。
鳴門のわかめを使うので味わいは結構濃厚である。
締めは杏仁豆腐とライチの揚物。
というようにアグレッシブな料理が続き、刺激をかなり受けた食事の時間となった。
「清粥小菜 明」
吹田市江坂町1-21-39 土泰第1ビル
06-4861-7228
投稿者 geode : 05:31