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2016年07月12日

「中華旬菜 サワダ」 大阪・心斎橋・中国料理

「中華旬菜 サワダ」の総料理長・澤田州平さんの作るクリスピーチキンは、

その光沢・食感・味わいともに見事な仕上がりで、

この献立を食べるだけでも値打ちありという一品だ。
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広東料理の伝統と基本を遵守しながらも、

時代の流れやエリアの特徴などを巧みに取り入れ、

それを献立に反映する柔軟性こそ、ここの料理をまた食べたくなる要因の一つとなっている。

特に中華料理の進化と革新は著しい。

若い料理人が、古典を再び学びそれを自分たちの思考で再構築する流れが顕著だとも思う。

それが京都や大阪、神戸などそれぞれの地域で、

マグマのような熱き動きをしているのが興味深い。

食材のプレゼンテーション。
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冷製ビーフン。
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フルーツトマトにキャビアに太白ゴマ油。

梁守農園のとうもろこしと水だけ。
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油条がいい食感。

才巻海老の湯引き。
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甘味が生きる。

鮎の三枚おろし。
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龍井茶の香りも見事。

上湯にはフカヒレ。
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しみじみ旨い。

赤あわびには野菜。
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肝のソースが絡む。

伊勢海老にも上湯スープ。
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伊勢海老の繊細さ。

クリスピーチキンの仕上げ。
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表面のカリッと香ばしいこと。
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皮は北京チキンという食べ方で楽しみ。
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身の部分はしっかり味わう。
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この味の含ませ方、火入れの凄さには感動だ。

鶏の煮込みそば。
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干貝柱の味わいがきいている。

葛粉をつかった杏仁豆腐。
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粘るような口当りが面白い。

まだまだ引き出しがたっぷりある感じがした。

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「中華旬菜 サワダ」
大阪市中央区心斎橋筋1-4-14 燕京ビル B1F
06-6252-6022

投稿者 geode : 01:09