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2016年07月14日

「エルポニエンテ」 大阪・北浜・スペイン料理

ランチミーティング。

北浜のスペイン料理店「エルポニエンテ」である。
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デザイン界の大御所とフランス料理のシェフ&支配人、

料理の先生が集まり、食とデザインの関係について多彩な話題が飛び交った。

印象的であったのは大御所は

「デザインという言葉の意味が海外と日本では理解度がまったく違う。

日本ででは形や色だけのようにとらえられているが、

海外ではそこにとどまらないのです」ということであった。

デザインは思いを現実にするために必要なモノだと思う。

さて「エルポニエンテ」の料理である。

スタートは白桃とカニのミルフィーユ。
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このかさね。

色合いも涼しげで、白桃の甘味がこれほど効果的に

料理に使われるのは流石だと感じていた。

おそらく初めて食べる人に与えるインパクトの強さ、

想像力を働かせるメニューの一つだろう。

白桃の甘味が弾けて、次にカニの風味とコクが追いかける。

その繰り返しが味わいを高めてゆくのだ。

アンダルシア風 冷製スープ ガスパッチョである。
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トマトの風味がしっかり。

小イカの豚ミンチ詰め 玉ねぎのスープ。
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これは熱かった。玉ねぎはかなり炒めてあり、その甘味が半端ではない。

海と山というか里の合体が素敵なプレゼンテーションとなる。

途中でご飯を入れると、またスープの輪郭がはっきりする。
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おそらくスープを感じる面積が増えることによる作用だろう。

すると味わいの変化は、

そのモノだけでなく一緒に食べるモノによっても左右されるということである。

デザートは

クワハダというスペインのヨーグルトのよう乳製品。
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蜂蜜を加え食べる。

タルトやピスタチオのソルベなど。

一時間ほどのランチであったが、充実した時間となった。
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「エルポニエンテ」
大阪市中央区北浜2-1-21 つねなりビル1F
06-6220-6868

投稿者 geode : 05:32