« 「タンポポ」 大阪・堂島・鉄板焼き | メイン | 「和ごころ泉」 京都・烏丸仏光寺・日本料理 »
2016年08月05日
「ファニークコーヒー」 兵庫・住吉・コーヒー店
「カドカミさん、ドーナッツ一つぐらい入りますか?」
「もちろん、お願いします」と答え、食べたドーナッツが印象的であった。
「これ旨いですね。深煎りコーヒーとぴったりきます」と。
「じつは」といいながらマスターの大槻さんは、
カウンターの後ろからハバナクラブというラム酒のボトルを取り出し
「これで漬けたレーズンを入れたんです」と話してくれた。
なるほど、あの独特の香りの正体は、このハバナクラブであったのかと納得した。
少し前に芦屋でウイスキーコーヒーという生豆をウイスキーに2日ほど漬け込んで
焙煎したコーヒーを飲んだときの記憶が蘇ってきた。
これは香りに起因するなと思っていた。
そこから大槻さんとは京都の「さんさか」というコーヒー店の話になる。
大槻さんも「さんさか」のマスターもアパレル出身という共通項がある。
また店内にかなりの分量の書物が並んでいるのも同様だ。
大槻さんは僕とほぼ同じ年令、「さんさか」さんは若いが、ここでも重なる書物が多い。
というようにコーヒー店での会話から、種々の会話が生まれ、
思わぬところで人と人が結びついていたりするのだ。
「ファニークコーヒー」JR住吉駅から2分程度の距離だ。
事務所か自宅に近ければ、毎日でも訪れたい一軒である。
「ファニークコーヒー」
神戸市東灘区住吉本町1-4-4 ASビル1F
078-857-1891
投稿者 geode : 01:44