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2016年08月10日
「炭火割烹 いふき」 京都・祇園・日本料理
祇園にある「炭火割烹 いふき」。
この日は座敷であった。
先付けが5種。
ボタンエビ。
トウモロコシ。
毛蟹に出汁のジュレ。
蛸のあぶり。
トウモロコシのすりながし。
どれも、素材の味わいを生かしながらも、一手間の仕事が効果的だ。
ハモの焼霜は、炭火割烹の技である。
皮目はサクッと焼け、身の方はほぼ生状態。
この差異に旨みがあらわれる。
続くはシビマグロ。これも焼霜。
余分な脂分を落とし、甘味を強調だ。
ウニのお寿司。
酢の利いた寿司飯とウニの甘味がいい感じだ。
モレッティの器も映える。
伊勢海老の白味噌仕立て。胡麻豆腐に新生姜、黒七味。
複合的な甘味の饗宴に生姜や七味という和のスパイス。
蒸しアワビを炙る。
これも炭火の力で、甘味が異なる。
和牛は赤身で香りが素晴らしい。
豚も脂身の甘味が品格あり。
トマトのソルベ入り葛素麺。
炊きたてのしろご飯。
ハモ茶漬けである。さらさらと胃袋に収まるのだ。
すもものジュースにフルーツ。
最中で締めくくる。
夏の夜は、心地よく時間が過ぎていった。
女将さんの素敵なもてなしが見事だ。
「炭火割烹 いふき」
京都市東山区祇園町南側570-8
075-525-6665
いつも門上武司のおいしいコラムをお読みいただきありがとうございます。
明日より1週間夏休みのためコラムはお休みさせていただきます。
再開いたしました際には、どうぞよろしくお願い申し上げます。
投稿者 geode : 01:22
