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2016年09月26日
「ほうば」 大阪・北新地・韓国料理
いまや大阪で最も予約の取りにくい一軒になってしまった。
韓国料理という枠を越え、確実に「ほうば」ならではの料理が登場する。
関西圏だけでなく、ひろく全国から「ほうば」を目指してやってくる。
最初の15種類のナムルで心をつかまれる。
野菜の味をしっかり感じ、こんなナムルには出会ったことがないという感動に包まれる。また、何回食べてもやはりすごいと感じるのであった。
つづくチヂミ。チヂミという概念を覆すことになる。
この日のチヂミは海老と落花生、トウモロコシといたや貝のコンビだ。
塩やタレで食べる。なんとも素材の味わいが生きていることか。
海老は落花生と一緒になることで噛むリズムがうまれた。
定番となったアワビのお粥。お粥というかまさにリゾットだ。
贅沢な一品で、これは外せないと思う。
松茸と冬瓜のスープ。
松茸はほとほと香りの産物だと思うが、歯を入れると鮮烈な味がにじみ出る。
さんまもほうばではこんな姿に。麗しいのだ。
ほっと一息をつくのであった。
礼文島のムラサキウニと水ナス。これは鴨のだしがベース。
滋味が身体を覆い尽くす。
スペアリブの煮込み。この赤いソースと白いごはんの相性の良さ。
このセットを食べるための一皿といってもよいというぐらいのコンビネーション。
締めはスダチのきいたすっきり麺。
こうして「ほうば」のコースは終了。
定番の中に幾つか新たな皿がプラスされる。
「ほうば」
大阪市北区堂島浜1-2-1 新ダイビル 2F
06-6456-0080
投稿者 geode : 01:54