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2016年10月27日
「三水館」 長野・鹿教湯温泉・宿
今日は信州の宿である。
松本からクルマで約30分、鹿教湯温泉の宿「三水館」。
最初に訪れたのは10年以上前のこと。
以来数回訪問しているのだが、その都度新たな発見がある。
部屋に入ると自家製のお菓子がある。
土地の産物を使った小さなタルト。気分がほぐれる。
温泉に入り夕食である。
この宿は鍋がメイン。
この季節はキノコ鍋だ。
春は山菜鍋となる。
クリ茸、アミタケ、など10種類の茸は入る。
松茸も加わる。
鶏が入ることでコクも生まれる。
キノコは食感もさまざま、ぬめりがあるもの、シャキッとした噛みごこちも楽しめる。香りも千変万化。一口ごとに口内の世界が変わってゆく。
別々に食べるのもよし。2つのキノコを合わせて食べると、これまで出会うことのなかった味わいが生まれる。
これは鍋ならではの愉しみだと感じていた。
地産の粋を集めたような鍋に、次回春の山菜に時期に予約を入れたほどだ。
前菜は
大根葉のおひたし、柿の胡麻和え、豆のマリネとサツマイモのレモン煮、キノコ入り春巻き、鮎の煮浸し、葉唐辛子など。
信濃雪ますのすだちソース。
里芋、茄子、インゲンの炊合せ。
サラダ。
キノコと菊名の酢の物。
ごはんと香の物。
温泉には3回はいり、身体が信州に馴染んできた感じだ。
鍋を求めての旅もいいものだ。
「三水館」
長野県上田市西内1866-2
0268-44-2731
投稿者 geode : 08:11