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2016年11月10日
「丹」 京都・東山・日本料理
京都三条白川のたもとに今年開店した「丹」。
こちらは朝食、昼食がメインの和食店。
夜は、現在予約のみで営業。
今回は5名で夜の食事を楽しんだ。
まもなく火が入るであろう暖炉の前にすわる。
横には薪がしっかり積まれ出番を待ち受けている。
スタートは梅干しと昆布だけの出汁。
これで気持ちがほぐれてゆく。
丹後の野菜と味噌。
小蕪や豆、人参、かぼちゃなどから大地の声が聞こえてくる。
つづいてドンととどいた鍋。
「松茸の湯豆腐」である。
たっぷり松茸が入り、下には豆腐だ。
なんとも贅沢な一品。
松茸の香りと歯ごたえに胃袋が反応することすること。
豆腐のぷるんとした味わいに深みがうまれる。
金目鯛の炙り わさび醤油和え。
この醤油がきいている。しそに海苔。
金目鯛は濃密は美味さを放ち、それを脇が固める。
完成度の高い料理である。
柿の白和え。
柿、大徳寺麩、しめじ、さつまいもなど、この季節の懐かしい味。
海老芋の唐揚げ。
肌理の細かさには感動。
雲子、舞茸、しめじの天ぷら。
山椒醤油の存在は極めて大きい。
雲子が甘くなってゆく。
白いご飯の登場だが、それに添えられた料理が秀逸。
まずは牛肉と卵、まさに好き焼きを彷彿させる食味にごはんがすすむ。
この白ご飯の甘みは半端でなはい。
香の物のいぶりがっこの香りもご飯をよぶのだ。
デザートは梨と無花果で終了。
味わい・分量ともにみんな満足を覚えていた。
「丹」
京都市東山区五軒町106-13三条通り白川橋下ル東側
075-533-7744
投稿者 geode : 01:45