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2016年12月14日
「肉家かぐら」 京都・上鳥羽・肉料理
ここは完全にノーマークであった。
支店の「桜真」で食べたときに「本店の料理長は、焼きに対してホントに真剣なんです。僕らが話しかけても返事してくれないときがあります」というセリフを聞いたので、これは必食とでかけたわけである。
場所は上鳥羽に近く、じつは空港バスの通り道沿いにあるので何度も前を通過しているのだが、全く視界に入ることはなかった。
道路沿いとはいえ、駐車場内にあるのでわかりにくいのも事実である。
カウンターに座る。
前で料理長が炭床に向かいながら順次牛肉が登場してくる。
大きなカウンターもあるのだが、個室カウンターというのがある。
まずはごぼうのスープで身体を温める。
土の力を感じる。
突き出しは
センマイ(タレ)、ハツの刺身(カラシ)、アギ(あご)の湯引き。
これでガツンとやられる。すっきり感満載だ。
タンとハラミの刺身
タンの厚みとねっとり感。
その舌触りに「これは一人ディープキッスと呼びたい」と話したほどだ。
ハラミの身のほぐれ具合にも驚き。
この食感は初体験といってよい。
イチボのローストビーフは文句なしに旨い。
サラダで興奮を鎮める。
厚切りのタンがでる。
ほっぺたの肉には甘味。
ソトミには辛味大根
さがり
石川県の小坂レンコン
食感がシャキッとねっとり。
ハラミの焼きは見事であった。
噛んでいる間、ずっと肉汁があふれていた。
かぶりも同様。
てっちゃんは一枚ずつ塩で。
百万石しいたけも美味。
てっちゃんとミノのタレ焼き。
焼き具合のお手本。
柿の白和え
ロースは焼きしゃぶで。割り下の威力発揮。
白いご飯を呼ぶ。
ステーキは
ヒレとリブロースの芯。
このヒレも高貴なこと。
テールスープのラーメン。
いいタイミング。
カレーライスもスープの材料がモノを言うことを実感。
これまでノーマークであったのが不思議だと同行の肉好きが嘆息していたのであった。
「肉家かぐら」
京都市南区上鳥羽南花名町10-2
075-682-2915
投稿者 geode : 01:39